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2026ひろしまの学校

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「私立高校授業料無償化」。これが2026年度入試のキーワードであるのは、間違いありません。この授業料無償化は私立高校にとっては追い風です。一方で、公立高校に及ぼす影響を考えると、もろ手を挙げて賛成できない側面があります。また、在校生が増え続けている広域通信制高校は、授業料無償化の対象にならないとの話も出ています(2025年10月現在)。さらに、無償化実現には4,000億円の財源が必要であるとされます。財源問題、公立を含めた教育の質の向上、私立高校の便乗値上げなど諸々の課題があることを知った上で見守っていきたいと思います。
少子化による児童数・生徒数の減少は、学校経営と民間教育機関に多大な影響を与えています。広島県の私立中高一貫校ではすでに定員削減がはじまっています。2026年度公立高校募集定員は現状維持(1万5,080人)で落ち着きましたが、将来の定員削減や学校の統廃合は避けられないでしょう。また、私立校ではすでに入学者の獲得競争が水面下で動いています。授業料無償化は当面は追い風ですが、教育の質の向上がこれまで以上に問われてくることになります。
さて、弊誌は昨年度版より県内大学紹介をスタートしています。初年度は「広島大学医学部」、今年度は「県立広島大学」を掲載しました。大学生の声が届きますように。小中高校進学情報誌である「ひろしまの学校」は、目の前の受験だけでなく、近い将来の大学受験、あるいは将来の職業選択を視野に入れながら、子どもたち一人ひとりが一番に輝く学校選びの一助になれればとの思いです。
(編集長)

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